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ロレックス王冠透かし:いつから採用されたのか?


ロレックス 偽物の腕時計に刻印された王冠の透かしマークは、ブランドの真贋を判断する重要なポイントの一つとして知られています。しかし、この透かしマークがいつから採用されたのか、ご存知でしょうか?

ロレックスの王冠透かしマークは、1999年に発売された「ヨットマスター・ロレジウム」に初めて採用されました。当初はヨットマスターのみの限定的な刻印でしたが、2003年以降には一部のモデルを除き、ほとんどのロレックス腕時計に採用されるようになりました。

王冠透かしマークの役割
王冠透かしマークは、ロレックスの偽造品対策として重要な役割を果たしています。この透かしマークは、サファイアクリスタルガラスの6時位置にレーザーで刻印されており、肉眼では確認しにくいほど小さなサイズです。しかし、ルーペなどで拡大することで確認することができます。

偽造品の中には、王冠透かしマークを模倣したものもありますが、本物と比べると粗雑な作りであることが多く、見分けることができます。

王冠透かしマークのデザインの変化
ロレックスの王冠透かしマークは、時代と共にデザインが変化しています。初期の透かしマークは、シンプルな王冠のデザインでしたが、2002年頃から王冠の周りに線が追加され、現在のデザインへと変化しました。

また、2016年以降に発売された新型モデルの「デイトナ」では、王冠マークのデザインがさらに変更されています。

王冠透かしマークの有無による価値の変化
王冠透かしマークの有無によって、ロレックス腕時計の価値が大きく変化するわけではありません。しかし、アンティークモデルなどでは、王冠透かしマークの有無が希少価値に影響する場合があります。

まとめ
ロレックスの王冠透かしマークは、1999年から採用された偽造品対策の一つです。王冠透かしマークのデザインは時代と共に変化しており、近年ではより精巧なデザインになっています。王冠透かしマークの有無によって腕時計の価値が大きく変化するわけではありませんが、アンティークモデルなどでは希少価値に影響する場合があります。

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